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紫陽花亭的 不規則正しい日常

スーパー糖質制限を始めて7年目になる飲んだくれDM2おやぢの日々の捏造記録などなど

週刊現代の記事は犯罪的に非論理的な暴論

シニアiwamiさまから、週刊現代の記事についてコメントをいただいた
どうもありがとうございます


相変わらずのトンデモ清野が既得権益保護のために
荒唐無稽な理論(らしきもの)を捏造していた
既に江部医師や宗田医師が建設的反論を展開されているので
マスコミがどう取り上げようと無視を決めていたが
そんなまとめも含め、少し述べてみる

「専門家が警告 大ブームの「食事は炭水化物抜き」が一番危ない 糖質制限ダイエットで「寝たきり」が続出中!」

というのが、問題の記事


紫陽花亭は、基本スーパー糖質制限を始めてまもなく5年になるが
言うまでもなく寝たきりでもないし
糖質制限という極めてバランスの狂った
蛋白質と脂質に偏った食事を続けているせいで
コレステロールや中性脂肪の数値は
ここ20年で、最高に健康な水準をキープしている
(ちなみに、糖質制限を始める前はどちらもレッドゾーンだった)

それどころか、網膜症を発症し失明の危機も間近に迫っていたのに
ここ5年間は現状を維持している
網膜症は完治することはないので
時計の針の動きを止めることが、最高の成果である


長くなるが、江部・宗田両医師の記事を引用させていただく
同じ業界におられるので、紫陽花亭には真似のできない
紳士的で抑制の効いた文章であるが
週刊現代の記事が、いかに荒唐無稽で理論的信用性もなく
読者をミスリードしかねない、犯罪的は虚言であるかは
よく伝わると思う


☆ 江部康医師のblogより
週刊現代(2月15日)の記事は、根拠なしの暴論。糖質制限食は安全。
2014年02月20日 (木)
こんにちは。

週刊現代(2月15日)の記事は、根拠なしの暴論です。
webサイトにまた載ったようですね。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359
糖質制限でたんぱく質が消費されすぎて筋力の低下や骨粗しょう症の危険があるなどの記事です。
私はすでに、2002年以来、12年間スーパー糖質制限食ですが、元気です。
糖質制限食で、筋力低下や骨粗鬆症を生じるというエビデンスは存在しません。
一医師が、持論を展開するのは勝手ですが、根拠となる論文も何も存在しないのですから週刊現代の記事は単なる憶測に過ぎないということです。
根拠のない憶測・暴論を検証もせず取り上げる週刊現代の姿勢には、憤りを覚えます。

<糖質制限食と世界の動向>
米国糖尿病学会は、2008年からは、部分的に糖質制限食を認め、2013年10月の栄養療法に関するコメントで、正式に「糖質制限食」を受容しています。
スウェーデン社会保険庁も、2008年から「糖質制限食」を公的に認めています。
英国糖尿病学会も2011年から「糖質制限食」を選択肢の一つとして認めています。
糖質制限食に関して、世界の趨勢に出遅れて、ガラパゴス状態なのが、日本糖尿病学会です。
Ketogenic Diet(ケトン食)は、スーパー糖質制限食より更に厳しい糖質制限を実践しますが、
2010年版COCHRANE LIBRARLY(コクラン ライブラリー)
2011年版NICE(英国政府ガイドライン)
という国際的に有名な公的治療ガイドラインに、難治性小児てんかんの治療食として採用されました。
このように、世界各国で「糖質制限食」は公的に認められています。
糖質制限食の安全性に関しても、少なくとも、米国糖尿病学会、スウェーデン社会保険庁、英国糖尿病学会、コクラン、英国政府において、容認されていることとなりますね。

<カロリー制限食の危険性と糖質制限食の安全性>
A)平均血糖変動幅増大
B)食後高血糖
現在、世界の医学界において、A)B)が糖尿病における最大の酸化ストレスリスクということが明白となっています。
勿論エビデンスとなる論文があります。
酸化ストレスは、がん・老化・動脈硬化・アルツハイマー病などの元凶とされています。
そして、このA)B)を生じるのは、糖質・脂質・タンパク質のうち、糖質を摂取したときだけです。
すなわち、脂質・タンパク質を摂取しても、A)B)は生じません。
そうすると、従来の糖尿病食(高糖質食)を摂取すれば、必ずA)B)が生じて、酸化ストレスリスクが増大することとなります。
一方、糖質制限食なら、A)B)は生じず、酸化ストレスリスクも生じません。

<糖質制限食の長期的安全性は理論的に明らか>
長期的安全性を担保する論文は「糖質制限食」にも「カロリー制限食」にも存在しません。
しかし、毎日「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」を生じるカロリー制限食を長期に続ければ、長期的にも悪い結果しかありえません。
短期的に破綻している食事療法(高糖質食)を長期に続けていい結果がでるわけがありません。
一方、糖質制限食なら、毎日の食事において、「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」は生じませんので、良いことを毎日長期に続けていけば良い結果が待っていることは明らかです。

<合併症の悲劇、カロリー制限食で合併症は防げない>
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析 → 医療費800億円、
3000人が糖尿病網膜症から失明
3000人が糖尿病足病変から足切断
というのが厳しい現実なのです。
これらの方々は、全て医師や栄養士の言うことを聞かずに、薬もまともに内服せずに暴飲・暴食をしたのでしょうか?
いえいえそんなことはありません。
ほとんどの方は、医師や栄養士の言うとおりに、つらくとも我慢してカロリー制限食を実践し、酒も飲まず、運動もし、
血糖コントロールが徐々に悪くなれば、経口糖尿病薬が増えていき、それでも効果が良くなければ、インスリン注射を導入して、清く正しく頑張ってきたにもかかわらず、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病壊疽・・・を合併してきてしまったのです。
即ち、糖尿病患者さんに罪はないのです。
罪は一重に高糖質食にあるのです。
カロリー制限食(高糖質・低脂質食)を実践する限りは、かなり運が良くない限り糖尿病合併症から免れることは至難の技です。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食であり、唯一の合併症予防食なのです。

<終わりに>
週刊現代の無根拠な暴論に対して、きっちりと根拠を示して糖質制限食の有効性と安全性を説明しました。
そして、きっちり根拠を示して、従来の糖尿病食(カロリー制限高糖質食)の危険性を説明しました。


☆ 宗田哲夫医師のご意見
週刊現代から
糖尿病の世界的権威で関西電力病院院長の清野裕医師が解説する
「糖質を制限してしまうと、代わりにたんぱく質を構成しているアミノ酸を肝臓が糖に作り変えるというシステムが働き始めます。たんぱく質を糖に変えられるなら肉を食べれば問題ないと思う方もいるでしょう。しかし人体の維持に必要なエネルギーをたんぱく質や脂肪でまかなおうと思ったら、毎日大量の肉を食べなければなりません。数kgもの肉を毎日たべ続けることは現実的に不可能です。糖エネルギーが不足すると、それを補うために、体は、自分の筋肉を分解してアミノ酸に変えていきます。結局筋肉量がどんどん減っていってしまうのです。」
この方が世界的権威なんです。必須アミノ酸や必須脂肪酸はあっても必須糖はないことや小児の重症てんかんにケトン食(糖質なしで脂肪がほとんど)がつかわれることなどまったく知らないのでしょうか。
 肉食では筋肉が落ちるということでは虎やライオンは筋肉はなくなるでしょうし、パンダやコアラは筋肉モリモリになるのでしょうね。
 私も糖質制限6年目に入りますが、筋肉がなくなりました(笑)
基本的な生理学の法則を無視して、相変わらず、飢餓と肉食を混同して脅かすところが、知っていてなら犯罪的、知らなければ、権威が泣きますね。
 いつもカロリー制限を推奨している学会が、エネルギーをたんぱく質や脂肪でまかなうには、数キログラムの肉が必要とはどういう計算なんでしょう。60キロの成人の血液中の総糖質量は4グラム、角砂糖1個分です。1グラムのグルコースを得るためには2gのたんぱく質が必要といわれます。はたして何Kgもの肉は必要でしょうか?

糖質制限で寝たきりが続出だって!
今の寝たきりの方は何でそうなっているのでしょうか?
何万人もの寝たきりは糖質制限のせいでしょうか?
年間
 16000人が糖尿病腎症から透析 → 医療費800億円、
 3000人が糖尿病網膜症から失明
 3000人が糖尿病足病変から足切断
これはどんな治療法でなっているのでしょうか?
みんな医者の言うことを聞かないで失明や透析になっているのですか?
薬も飲み、カロリー制限をして、運動しても増え続けているのが今の糖尿病の合併症です。
こういうのを続出というのではないでしょうか!
糖質制限では失明寸前から治った方も出ています。
こんな仮名ではなく実名でテレビにも出ていますよ。
残念ながら糖質制限をやっている方はこんなにはいません。
だから寝たきりの方も続出できません!
そうそう、沖縄の渡辺先生は生卵で、胃瘻の方が元気になるといっておられます。
糖質制限に反対する医者の方たちは、まったく自身の日本のデーターを示せません。
科学者とは言えません
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359

いやはや、快哉である

紫陽花亭は医学的にはド素人なので
学術的な意見は控えるが、というよりそんな資格はないが
あえてこの捏造記事に感想を述べるとすれば

これは、極めて低レベルの政治的ネガティブキャンペーンだ

今や、国民の1/6が糖尿病、及びその予備軍だという
なので、糖尿病治療薬は製薬業界にとってドル箱だし
糖尿病患者は、一度烙印を押したら
一生通い続け、経営を支えて下さる、医者にとっての特上顧客だ
もの凄いパラドックスだが
医者は、その患者をインシュリン投与に導けば
安定的固定収入が得られるし
透析にまで追い込めば、さらに高収入が約束される
でも、患者を病から解放しても
彼らにとっては、収入が減るだけで一銭の儲けにもならないのだ

すなわち糖質制限は、投薬せずに血糖値を管理することが可能になる食事療法なので
薬屋や、その薬屋とべったり癒着している糖尿病専門医にとっては
糖質制限は既得権益を妨害するもの以外の何者でもない
だから彼らは、なりふり構わぬネガティブキャンペーンを張り
みっともないほど、露骨に感情的に反応する

これって、どこかで普段みかける光景…
そう、原子力ムラとまったく同じ構図だ

血糖値を上昇させる物質は、唯一糖質だけだ
だから糖質の摂取を控えることが血糖値管理に
唯一最大有効な問題解決になるのは
なんだかんだ、言うまでもなく自明なこと
なので、ダイエットには全く関心はないのだが
それでも、副作用として15kg体重は落ちた

糖質の摂取を控えれば、血糖値も平常域に管理維持できる
我々患者にとって、これ以上の福音はない
翻って、糖尿病の世界的権威と言われる医師の提唱する治療は
毒を盛って、毒消しを処方するが如くの
製薬会社にのみ寄り添って
患者を不幸に陥れるまやかしだ

それが証拠に
彼ら専門家の推奨するカロリー制限療法で
糖尿病の合併症患者は、減るどころか上昇の一途なんである
これって、犯罪でしょ?

シニアiwamiさま、以上が紫陽花亭の見解です
ご理解いただけたら幸いです


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テーマ:糖尿病 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

  1. 2014/02/21(金) 22:26:14|
  2. 糖質制限
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紫陽花亭びんすけ

Author:紫陽花亭びんすけ
2009年4月より
「美味しく楽しく」
スーパー糖質制限を末永く実践中
時々糖質まつり

開始から約半年で
HbA1cやコレステ値は平常域に

カロリー計算は無視
蒸留酒やワインは
際限なくという毎日
しかし、糖質制限の副作用で
なんの努力もなく約15kg減量した
糖質制限の賞味期限2年
(DM学会の見解です)
を大幅に超えた今も
ここ数十年で一番の健康状態をキープ中

日々、捏造という料理実験
あるいはギャンブルを続け
アルコールと共に
胃袋に流し込んでいる

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